四君子茶入 三橋了和 作(1875~1938)
表千家12代家元惺斎好
表千家12代家元惺斎好
信長も愛した
鎌倉彫の茶道具
鎌倉彫は、室町時代に唐物の代用品として使われ始め、茶道具としての地位を確立します。
千利休の師である武野紹鴎が、鎌倉彫香合を茶会で使用したのをはじめ、織田信長公伝来の鎌倉彫香合も現存するなど、時の権力者からも珍重されていたことが伺えます。
二陽堂は、日頃より茶の湯各お家元に向け道具を制作し、制作を通して技術に磨きをかけております。
伝来鎌倉彫 頼朝香合 写
本歌:東京国立博物館蔵「松月浪図香合」
牡丹文様食籠
三橋了和作 菊平棗・桃文様菱形香合
千家好みの鎌倉彫茶道具
鎌倉仏師であった三橋家が、本格的に茶道具を作るようになったのは大正時代の頃からです。三橋了和が、自ら茶を学び茶道具の制作に力を注ぎました。
関東大震災による被害をうけ、大徳寺玉林院に在住していた弟 察門(僧侶)を頼り、京都に工房を移します。そして、玉林院 森宗諾和尚の知遇を得て、表千家十二世惺斎宗匠にご指導いただき、千家好みの茶道具制作を行います。
京都で過ごした十年で茶人や職人、そして大徳寺の伝衣老師などとの関わりのなかで、精力的に制作した茶道具は百種類以上にも及びます。
紅白梅図平棗
牡丹文角香合
商品紹介
鎌倉彫の茶椀旅茶椀(径10.5㎝) 参考価格75,600円(税込)~
軽くて、割れにくく、保温効果もございます。茶箱などの持ち運ぶ茶椀としてお使いください。茶筅でお茶を点てても、傷がつきにくい塗り技法(刷毛目)で仕上げております。
旅茶碗よりも一回り小さい『小服茶椀』参考価格43,200円(税込)~ もございますので、お気軽にお問合せください。